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信長の庭園に長良川の石使用? 岐阜公園の居館跡に造園
中日新聞
長良川の河原石を敷いてつくったとみられる織田信長の庭園跡=岐阜市の岐阜公園で
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岐阜市の岐阜公園で発掘された戦国武将、織田信長の庭園とみられる遺構の石敷きを岐阜市教育委員会が調査した結果、長良川の河原石である可能性が高いことが分かった。河原からわざわざ石を運び込んでいることから、市教委は遺構が庭園である有力な裏付けになると判断している。信長の庭園の遺構は全国に例がないという。
現場は岐阜公園内の金華山のロープウエー乗り場東。地中約50センチの粘土に埋まって、砂岩39個、流紋岩26個、安山岩8個が密集しているのが見つかった。
市教委がこれらの石を調べたところ、安山岩は長良川の石と特徴が同じと判明した。また石敷きよりさらに深い地層では焼土と炭を発掘。市教委は、1567年に信長が当時の稲葉山城を攻略した後、新たな居館や城下町の整備を進める中で、長良川の石を運んで庭園を造ったとみている。
信長の庭園は当時のポルトガル人宣教師が居館の付近にあったと記録。発掘調査現場では当時の大通り「大道」や茶室、蔵とみられる遺構も出ている。市教委の高橋方紀主任は「信長の居館跡を特定する手掛かりになる」と話している。
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007121302071704.html
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