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日本の歴史
織田信長 最後の日 本能寺の変
この動画は信長と日海が碁を打ちながら信長の人生を振り返るような設定になっていますが、
より広く伝わっている史実は次のとおりです。
本能寺の変の前夜 天正10年[1582年] 6月1日
信長の御前で碁の対局が行われました。
碁を打ったのは信長から「名人」の称号をいただいた
日海[初代 本因坊算砂]とその挑戦者「利玄」
双方ともに僧職です。
勝負も終盤に差し掛かると、
「三劫 さんこう」と言う本当に珍しい形になりました。
碁をやったことが無いので分かりませんが、確率の話として何万分の一とか本当に珍しい事で、
この三劫の形になると無勝負、つまり引き分けになるそうです。
三劫は古より不吉なことがおきる前兆とされました。
実際にこの三劫が起きると二人の僧達は早々に勝負を切り上げ
本能寺から逃げるように帰って行ったそうです。
そして、その明け方 明智光秀が信長を討ちます。
これが一番広く伝わっている話ではないでしょうか?
ところが、この勝負の棋譜が128手まで残っており[日本最古の棋譜だそうです。]
それを検証すると、この勝負どう展開しても三劫にはならないようなのです。
ですから、三劫の話は後世の作り話なのかもしれません。
碁の勝負で三劫の形になり、本能寺の変が起きた。
こうなれば話としては最高に面白いですからね。
いやはや、本能寺の変は本当に謎だらけです。
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