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旧本能寺跡 石碑 拡大地図

ご存知のように織田信長は天正10年[1582年] 6月2日に本能寺に滞在中、
思いがけず家臣の明智光秀に裏切られ、天下統一もあと一歩という所で自害したとされています。

現在の京都にある本能寺[京都市中京区寺町御池下る]は当時の本能寺の場所、建物ではなく、
これは、天正15年[1587年]に豊臣秀吉の命により直線距離にして南東に600m程移動された新本能寺なのです。

それでは、信長が明智光秀に攻められ自害したその場所、旧本能寺はどこにあったのかというと、
現在の位置で言うと、中京区元本能寺南町の京都市本能特別養護老人ホームや京都市立堀川高等学校の付近にあったとされます。
少し前まではここに元本能寺小学校の校舎が建っていたようですが、廃校になり取り壊され現在の建物になっているようです。

この旧本能寺の場所を最近サービス稼動したグーグル ストリートビューで見てみましょう。
このサービスは地図上のある地点の360度のパノラマ写真が見られるという驚きのサービスです。
結構面白いので皆さんもいろいろ試してみてください。
(キーボードの矢印キーを使ったり、道路上の矢印をクリックしたり、ドラックしたり、Wクリックしたり、左上にあるスライドバーを使ったり etc...)
プライバシー云々が問題になっているのが良く分かります笑
現在は東京を中心とする一部地域や主要都市のみのサービスらしいですが、
順次全国にサービス拡大するものと思われます。

話を戻しますが、ストリートビューで本能老人ホームの前の道[油小路通]より写真を回転させて見ると、
確かに旧本能寺跡と思われる場所には、台形をモチーフにした新しいデザインの石碑があります。
実際にはこの石碑に「旧本能寺跡」という文字と本能寺の経緯などが彫られているのですが、
ストリートビューの画像では、拡大しても角度と写真の解像度の低さで文字が確認できません。

しかし、この石碑は形から言って旧本能寺跡の石碑に間違いないでしょう。
他のサイトで旧本能寺跡の石碑の写真が載っていますので、確認してみてください。
⇒旧本能寺跡の画像

まさしく、この場所が420年程前 明智光秀の軍勢に取り囲まれた織田信長が無念の最後を遂げた場所なのです。

これからは、こういったバーチャルでの史跡巡りも楽しめる時代になりましたね。
また一歩 織田信長に近づいた感じがして痛く感動しました。

廃校になって取り壊された元本能寺小学校の角に立てられてあった従来の旧本能寺跡のシンプルな石柱はこちら。


従来の旧本能寺跡の石柱 拡大

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⇒参考 : 戦国時代の本 ⇒戦国時代掲示板

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■北京五輪体操選手の年齢詐称-ストリート・ビューも偽装か?

こんにちは。グーグル・ストリート・ビューアメリカでも、サービス開始直後には、いろいろな論争がありました。日本で同じですね。こういった歴史のあとを振り返ってみるというもの良い企画だと思います。私自身は、このサービスいろいろな方面で活用できるので、マイナスの面はあったとしても、提供し続けるべきだと思います。ところでお隣の中国ですが、体操の年齢詐称、CG、口パク、毒餃子事件、五輪開催中のチベット人殺戮、などなど偽装がいろいろと明るみにでています。中国ではグーグル・ストリート・ビューは見ることはできません。そのかわり、中国のポータルサイトであるバイドゥ(百度)のものは見ることができまする。アメリカ以外の国でも、日本をはじめグーグル・ストリート・ビューがみれます。中国だけバイドゥがやるというのは、どういうことなのか?今は明るみにはでませんが、きっと何か偽装をしているような気がします。私のブログではこのバイドゥ提供のストリート・ビューのURLも掲載しています。これを見ると、中国通の人なら、何か偽装を発見できるかもしれません。詳細は、是非私のブログをご覧になってください。

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